社会へ出よう。
社会へ出よう。
東京のオフィスビルで働いていると、
世界のサイズがわからなくなることがある。
窓から見渡せる範囲の景色が、この世のすべてと錯覚する。
僕たちはこの世界の今を、
ほとんど何も知らないことさえ知らないでいる。
新聞記事に体温はないし、インターネットに風は吹かない。
いっそ堅苦しい会議室なんか飛び出して、
世の中と対話することから始めてみよう。
そうして、いつしか心の中に、
「こんな世の中って素敵じゃない?」を見つけたら、
小さく軽く、こしらえて、
そこから「いいね」を広げていこう。
これからの事業を探す旅。
そのコンパスがここにある。
東京のオフィスビルで働いていると、
世界のサイズがわからなくなることがある。
窓から見渡せる範囲の景色が、
この世のすべてと錯覚する。
僕たちはこの世界の今を、
ほとんど何も知らないことさえ知らないでいる。
新聞記事に体温はないし、
インターネットに風は吹かない。
いっそ堅苦しい会議室なんか飛び出して、
世の中と対話することから始めてみよう。
そうして、いつしか心の中に、
「こんな世の中って素敵じゃない?」を見つけたら、
小さく軽く、こしらえて、
そこから「いいね」を広げていこう。
これからの事業を探す旅。
そのコンパスがここにある。
SOCIAL OUT TOKYO(ソーシャルアウト・トーキョー)とは、
よりよい社会づくりに挑戦し続けるリーダーと、企業の未来を担う担当者が一堂に会し、
これからの時代に求められる「事業の中心に社会性を据えたサステナブルな企業活動」を
模索する事業共創プログラムです。
プログラムは半年間(全9回)。
基礎から入門、応用、実践へと、順を追って理解を深めます。
自社にはない視点やノウハウ、商品・サービス、技術力や事業基盤、ゲストの知識やアイデアをフル活用し、
これからの時代に求められる事業の種を共創します。
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遠山 正道株式会社スマイルズ
代表取締役社長1962年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年株式会社スマイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイ専門店「giraffe」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」、コンテンポラリーフード&リカー「PAVILION」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。近著に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるビジネスモデル-PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)がある。
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坪井 純子キリン株式会社 執行役員
ブランド戦略部長東京大学理学部卒業。キリンビール㈱入社。技術系出身だが、ビール、清涼飲料のマーケティング、広報を長く経験。開発商品に「キリン 秋味」など。2010年3月から2年間、横浜みなとみらいの文化・商業施設、横浜赤レンガの代表取締役社長を務めた。その後キリンホールディングス㈱部長を経て、2013年1月から国内綜合飲料事業を統括するキリン㈱のブランド戦略部長。KIRINのコーポレートブランディング、グループ内リサーチ、サッカー応援などのブランドコミュニケーション、インナーブランディングなどを担う。2014年3月から執行役員。
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染谷 ゆみTOKYO油田
プロジェクトリーダー
株式会社ユーズ
代表取締役
株式会社TOKYO油電力
代表取締役東京都墨田区八広生まれ。1986年アジアを中心に旅したのち、旅行代理店香港支社勤務。1991年染谷商店入社。2003年青山学院大学に教職取得。2007年TOKYO油田プロジェクト開始。2009年「TIME」Heroes of Environmentの一人に選ばれる。2016年株式会社TOKYO油電力を設立、代表取締役就任。著書:『TOKYO油田』一葉社 2009
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山﨑 敦義株式会社TBM
代表取締役20歳に中古車販売業を起業。複数の事業立ち上げを行う。30代になり、グローバルで勝負が出来て100年後も継承される人類の幸せに貢献できる1兆円事業を興したいと奮起。時代の架け橋となる株式会社TBMを立ち上げる。岸和田市立久米田中学校卒。Japan Venture Awards 2016「東日本大震災復興賞」受賞。Plug and Play 2016「世の中に最も社会的影響を与える企業-ソーシャルインパクトアワード」受賞。2017年、スタンフォード大学にて日米イノベーションアワード受賞。日経スペシャル「カンブリア宮殿」10周年500回記念番組に登場。
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川上 智子早稲田大学大学院
経営管理研究科 教授大阪大学文学部卒。精密機器メーカー勤務後,神戸大学で博士号取得、関西大学に着任。2015年より現職。2016年早稲田ブルー・オーシャン戦略研究所(WABOSI)設立,所長に就任。ワシントン大学(アメリカ)・INSEAD(フランス)・南洋理工大学(シンガポール)の客員研究員を歴任。2014年よりJournal of Product Innovation Management編集委員に日本から唯一選出。日本マーケティング学会理事。2006年日本商業学会賞・日本経営学会賞をダブル受賞。2017年アジア・マーケティング研究者トップ100にランクイン。
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雨宮 優Ozone合同会社 代表
「そうぞう機会の最大化」を目的に様々なフェスづくりを行うソーシャルフェス®デザイナー。フェスティバルを理想の未来の仮説検証と位置付けて、SDGsが終わったあとの世界を想像し創造する「ソーシャルフェス®」プロジェクトをメインに、専用のワイヤレスヘッドホンを使い周りには音が聴こえない“無”音楽イベント「サイレントフェス®」や野菜が生まれた場所に埋まりに行く泥フェス「マッドランドフェス」量子力学をコンセプトにしたフェス「Quantum」難聴の方でもクリアに聴こえるフェス「ソーサウンドフェス」など全国各地でフェスティバルをプロデュースする。取り組みはフジテレビ、NHK、日経新聞など数多くのメディア特集され、大学やシンポジウムでも各所で講演を行い、エンターテイメントと教育を横断して活動する。
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筧 裕介issue+design 代表
1975年生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。2008年issue+design 設立。以降、社会課題解決、地域活性化のためのデザイン領域のプロジェクトに取り組む。著書に『ソーシャルデザイン実践ガイド』『人口減少×デザイン』『震災のためにデザインは何が可能か』など。代表プロジェクトに、震災ボランティア支援の「できますゼッケン」、育児支援の「親子健康手帳」、300人の地域住民と一緒に描く未来ビジョン「高知県佐川町・みんなでつくる総合計画」など。グッドデザイン賞、日本計画行政学会・学会奨励賞、竹尾デザイン賞、カンヌライオンズ(仏)、D&AD(英)Shenzhen Design Award 2014 (中)他受賞多数。
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鈴木 菜央NPO法人グリーンズ
代表理事
greenz.jp編集長76年バンコク生まれ。6歳より東京で育つ。高校卒業後、阪神淡路大震災のボランティアを経験、99年よりNGOアジア学院にて1年間自給自足コミュニティでの農的生活を経験。2000年より外資系建築コンサルタント会社に勤務、02年より3年間「月刊ソトコト」にて編集・営業として勤務。05年に独立、フリーランスとなり、06年「ほしい未来は、つくろう。」をテーマにしたWebマガジン「greenz.jp」を創刊。千葉県いすみ市在住。家族4人で35㎡のタイニーハウス(車輪付き)+小屋にて、小さくて大きな暮らしの実験中。2016年、築百年以上の古民家と2600坪の敷地で暮らしづくり、社会づくりを学ぶ「パーマカルチャーと平和道場」プロジェクトを開始。著作に『「ほしい未来」は自分の手でつくる』(講談社 星海社新書)。
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松島 倫明WIRED日本版
編集長1996年にNHK出版に入社。村上龍氏のメールマガジンJMMやその単行本化などを手がけたのち、2004年から翻訳書の版権取得・編集・プロモーションなどを幅広く行う。2014年よりNHK出版放送・学芸図書編集部編集長。手がけたタイトルに、ベストセラー『FREE』『SHARE』『MAKERS』『シンギュラリティは近い』のほか、『ZERO to ONE』や『限界費用ゼロ社会』、『〈インターネット〉の次に来るもの』など多数。一方、『BORN TO RUN 走るために生まれた』の邦訳版を手がけて自身もランナーとなり、今は鎌倉に移住し裏山のトレイルを走っている。『脳を鍛えるには運動しかない!』『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』『マインドフル・ワーク』『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる』など身体性に根ざした一連のタイトルで、新しいライフスタイルとウェルビーイングの可能性を提示してきた。2018年6月に『WIRED』日本版編集長に就任。
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山井 太株式会社スノーピーク
代表取締役社長1959年新潟県三条市生まれ。明治大学卒業後、外資系商社勤務を経て86年、父が創業した現在のスノーピークに入社。アウトドア用品の開発に着手し、オートキャンプのブランドを築く。96年から現職。毎年30~60泊をキャンプで過ごすアウトドア愛好家であり、徹底的にユーザーの立場に立った革新的なプロダクツやサービスを提供し続けている。14年12月東証マザーズに上場、15年12月東証一部に市場変更。
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河合 崇株式会社リバースプロジェクトトレーディング
代表取締役1973年大阪生まれ。京都大学経済学部を卒業後、住友商事などを経て、2016年4月リバースプロジェクトの商社的な役割を担うリバースプロジェクトトレーディングを設立。四国を中心に地域に眠っている資源を掘り起こし、製品開発、ブランディング、国内外での出口戦略を立案。日本の新しいシルク産業創出を目指す「愛媛シルクプロジェクト」では、2016年伊予銀行ビジネスプランコンテスト最優秀賞、2017年ふるさと名品オブ・ザ・イヤー政策奨励大賞(地方創生担当大臣賞)を受賞。
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高橋 俊宏Discover Japan
統括編集長1973年岡山県生まれ。1999年枻出版社入社。建築やインテリア、デザイン系のムックや書籍など幅広いジャンルの出版を手掛ける。2008年に日本の魅力を再発見をテーマにした雑誌、Discover Japanを創刊し、現在、統括編集長を務める。雑誌メディアを軸にイベントや場づくりのプロデュース、パリに店舗をオープンし、海外発信の拠点をつくるなど、多岐にわたり活動中。現在、地域ブランディング協会代表理事、京ものユースコンペ審査員、高岡市クラフトコンペ審査員、高山市観光経済アドバイザー、環境省グッドライフアワード実行委員、文化庁文化審議会文化財分科会企画調査会委員、経産省や農水省関連のアドバイザーなど。JFN「オーハッピーモーニング」に毎月ゲスト出演中、日テレ「the SOCIAL」に不定期でゲスト出演など、メディアを超えて、日本の魅力、地方の素晴らしさを発信中。
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藤平 耕一国立研究開発法人
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
新事業促進部
事業開発グループ東京工業大学大学院有機・高分子物質専攻を卒業後、JAXAに入社。研究開発本部宇宙実証研究共同センターにて、小型実証衛星4型(SDS-4)の開発に従事。その後、温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)プロジェクトにて、大型衛星の開発に従事。2016年から文部科学省宇宙開発利用課に出向し、政策的観点で宇宙開発に携わる。2018年9月からJAXAに復帰し、新事業促進部事業開発グループにて、宇宙分野以外を含む幅広い民間企業との共創によって新たなビジネスの創出を目指す宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)に取り組む。
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林口 砂里有限会社エピファニー
ワークス
代表取締役
アート・プロデューサー東京外国語大学中国語学科卒業。在学中に学んだロンドンで現代美術に出会い、アートに携わることを志す。国立天文台×クリエイターによるプロジェクト『ALMA MUSIC BOX』や、僧侶はじめ多様な分野の講師を招く現代版寺子屋『スクール・ナーランダ』など、現代美術、音楽、デザイン、仏教、科学と幅広い分野をつなげるプロジェクトをプロデュース。地元・富山県にも拠点を持ち、地域振興にも取り組んでいる。
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生駒 芳子一般社団法人FUTURADITION WAO
代表理事
日本遺産プロデューサーファッションジャーナリスト、アート・プロデューサー。VOGUE、ELLEの副編集長を経て2008年より「マリ・クレール」の編集長を務め、独立。ファッション、アート、デザインから、社会貢献、クール・ジャパンまで、カルチャーとエシカルを軸とした新世代のライフスタイルを提案。地場産業や伝統産業の開発事業、地域開発など、地域創生に数多く取り組む。2015年より文化庁日本遺産のプロデューサー事業を手掛ける。経済産業省・日本ものづくり大賞審査委員、日本エシカル推進協議会副会長、東京2020ブランドアドバイザリーグループ委員、国連WFP(国際連合世界食糧計画)顧問など。
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山崎 大祐株式会社マザーハウス
取締役副社長1980年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。大学在学中にベトナムでストリートチルドレンのドキュメンタリーを撮影したことをきっかけに、途上国の貧困・開発問題に興味を持つ。2003年、ゴールドマン・サックス証券に入社。エコノミストとして、日本およびアジア経済の分析・調査・研究や各投資家への金融商品の提案を行う。2007年3月、同社を退社。大学時代の竹中平蔵ゼミの1年後輩だった山口絵理子が始めたマザーハウスの経営への参画を決意し、同年7月に副社長に就任。マーケティング・生産の両サイドを管理する。マザーハウスは途上国でバッグやジュエリーを生産。国内29店舗、香港および台湾7店舗で販売している(2018年6月現在)。
まずは社会課題とビジネスの現状、世界はどう変わりつつあるのか、
その最新の地図を頭の中に描くとともに、
CSVやSDGsといった言葉の意味や考え方を学び、
検討を進めるのに役立つコンパスを手に入れます。
得られた知識や気づきを具体例に照らし合わせつつ、
ワークショップを通じてソーシャルアウトの視点から
具体的なアイデアの原石を探します。
ワークショップを通じて得られた原石を、
実践者による知見やメッセージで磨き上げ、
アイデアの形になるまでブラッシュアップします。
価値あるインプット、具体的な
アウトプットを得た後は、
これから訪れる新しい社会に向けて、
仲間とともに小さな一歩を踏み出します。
まずは社会課題とビジネスの現状、世界はどう変わりつつあるのか、その最新の地図を頭の中に描くとともに、CSVやSDGsといった言葉の意味や考え方を学び、検討を進めるのに役立つコンパスを手に入れます。
得られた知識や気づきを具体例に照らし合わせつつ、ワークショップを通じてソーシャルアウトの視点から具体的なアイデアの原石を探します。
ワークショップを通じて得られた原石を、実践者による知見やメッセージで磨き上げ、アイデアの形になるまでブラッシュアップします。
価値あるインプット、具体的なアウトプットを得た後は、これから訪れる新しい社会に向けて、仲間とともに小さな一歩を踏み出します。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、
2015年に国連サミットで採択された、2030年までに達成すべき17の国際目標のこと。
貧困や飢餓といった途上国の課題だけでなく、持続可能な消費、
ジェンダーの平等、海や森の資源保護など、先進国が直面する課題も組み込まれているのが特徴です。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、
2015年に国連サミットで採択された、2030年までに達成すべき17の国際目標のこと。
貧困や飢餓といった途上国の課題だけでなく、持続可能な消費、
ジェンダーの平等、海や森の資源保護など、先進国が直面する課題も組み込まれているのが特徴です。
「環境」「社会」「企業統治」の領域に取り組む企業に投資するESG投資の拡大や、
SDGsへの貢献度から格付けを行う動きが加速しており、企業が相次ぎ対応に追われている一方で、
既存の事業活動にSDGsの指標を結びつけただけの防御策的対応に終始している企業も多く、
SDGsが自社にどう影響するのか把握できていない企業も多数存在します。
しかしながら、活用次第では事業検討の際の1つの指針、有用なツールともなりうるSDGs。
そんなSDGsが企業にもたらす本当の意味や活用の方法も学べるのが、
SOCIAL OUT TOKYO の特徴の1つです。
本業にサステナブルなしくみを取り入れることが世の中からの支持獲得に繋がるこの時代は、
企業にとって、自社の原点や理念を見つめ直し、これからの事業のあり方を探求する絶好の機会と私たちは捉え、
その実践の場として、SOCIAL OUT TOKYO を立ち上げました。
今、生活者の購買行動は大きな変化を迎えています。
価格や機能と同等、あるいはそれ以上に、商品やサービス、
または企業そのものが持つストーリーやビジョンが評価される時代になりました。
どんなに便利な商品・サービスであっても、
環境、社会倫理などの観点で「良くない」とみなされてしまえば、
一夜にしてブランドは崩壊、企業への信用は失墜してしまいます。
本業にサステナブルなしくみを取り入れることが世の中からの支持獲得に繋がるこの時代は、
企業にとって、自社の原点や理念を見つめ直し、これからの事業のあり方を探求する絶好の機会と私たちは捉え、
その実践の場として、SOCIAL OUT TOKYO を立ち上げました。
運営だけでなく、ワークショップのデザインやファシリテーションなど、プログラム全体を監修。
半年かけて、価値あるアイデア、取り組みの創出をサポートしていきます。